奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
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戻山。
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    例年に比べてかなり遅く研究室のコナラが色づいてきました。
    山形では積雪もほとんどなく、年を越えてからが恐いです。。



    京都に行ってきました。

    京都造形芸術大学にて「地域に根ざした美術は可能か?」と題したレクチャーを開催。
    僕自身、京都で学び、奈良で働いていた頃には思うこともなかった、美術における地域性のこと。あれから時代も変わった。

    蓄積された豊穣な文化が露出している京都で暮らす彼らはどう感じただろうか?
    地域の切実さと表現者の当事者性の一致と不一致。

    質疑応答やレクチャー後に話した学生からは、大学主導のアートプロジェクトにおけるプロセスやゴール地点のようなものに不安を持っているものが何人かいた。
    持続的に取り組まない限りそこには祭りの後しか残らないし、自身にそこまでコミットする覚悟があるのかどうか?
    ちょっとした地域の特性のような上澄みだけを相手にするだけではなく、例えばその地域の負の遺産までをも受け止めることができるか?

    何をもってそのプロジェクトを成功とみなすのかは多くの評価軸があるだろう。
    ちょっとびっくりするほどの地域型アートプロジェクトの乱立に、これからはそのひとつひとつの質が問われるようになり、その必然性とともに淘汰されていくんだろうね。

    来年の秋には京都造形のASP学科が運営しているギャラリーARTZONEで「東北画は可能か?」を開催することになったので、これで終わりではなく、深いお付き合いが続きそうです。


    レクチャーには高校教員時代の教え子が来てくれていてうれしかった。
    彼らも今や卒業制作や修了制作に取り組んでいる。


    帰りは個展開催中の東京で下車。こちらは過去の小品中心の展示です。
    夜には久しぶりの面々と楽しい飲み会。多く話した後はいつも描きたくなる。

    戻山してからは、ほんと久しぶりにゆっくりと制作の時間をとれた。
    年末年始は制作と読書の静かな時間を過ごしたいと思ってます。



    「 三瀬 夏之介 展 空虚五度 -open fifth- 」

    2012年12月19日(水)〜25日(火)

    @日本橋島屋6階美術画廊(B)

    | natsunosuke | 京都 | 18:31 | - | - | - | - |
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