奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
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渡嶋にて。
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    バイク乗りだった頃の夏は、いつも北の大地にいたなぁ。
    久しぶりの北海道に行ってきました。
    この土地は走り抜けるだけで、人と自然の関係について触発される。
    ここ数年ずっと作品発表に追いまくられていましたが、ゆっくりと取材し、ものを考える時間の大事さをひしひしと感じる旅でした。



    昭和新山は相変わらず不穏に噴煙を上げながら、赤く染まる身体を露出させていた。



    ずっと来たかった三松正夫記念館。
    郵便局長でありながら、麦畑から突如現れた昭和新山の観測を続け、私財を投じて土地ごと火山を購入し保護に努めた人生。
    造山活動の正確な記録「ミマツダイヤグラム」はもちろん大事な資料なんだけど、若き日に南画の手ほどきを受け、日本画家でもあった三松の絹本による火山画が素晴らしい。

    外国人観光客で賑わう火山周辺から一歩引いたような静けさを保つ資料館の中で、描き残す意味について考えました。



    昭和新山を含む周辺地域は洞爺湖有珠山ジオパークとして整備されている。
    火山噴火エネルギーのすごさを伝えていく災害遺構散策路では当時の被災状況がそのまま保存されており、今も言葉にならない感触を伝えてくる。

    地殻変動により出来上がった沼地に乗り捨てられたレンタカー。




    国道の真上で噴火は起きた。
    自然に覆い尽くされそうとする廃墟に、人間のちっぽけさを感じる。





    そしてそのまま本土上陸。青森でも重要な取材がありました。
    日本で表現活動を行う根拠を探る時に、民俗学的な知見や、いまだ残る祭祀などに興味が向いているのでグッと体内に入り込んでくるような体験でした。
    こちらの取材は来年も継続し、八戸である形になる予定。
    ずっと興味を持っていた共同制作への取り組みとも偶然クロスし、何やら大きな出会いの予感がします。

    久しぶりに国際芸術センター青森にも立ち寄る。
    現在開催中の「MEDIA/ART KITCHEN AOMORI-ユーモアと遊びの政治学」にはかなり長い時間滞在した。ほんとお勧めです!
    夜には学芸員の近藤由紀さん、服部浩之くん、滞在作家の毛利悠子さん、弘前在住の多田友充くんらと痛飲!
    大好きな青森でこのように暖かく迎えてくれる仲間ができたことがうれしいのです。
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