奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
<< 縹。 | main | 北方。 >>
乙未。
0


    今年も近所にある八幡さんで初詣を迎えました。
    しばらくのんびりと時間をかけて作品づくりに没頭…という訳にもいかず、京都、金沢での大きな発表を控えていますし、「東北画は可能か?」もアーカイブブックの作成に東京都美術館での発表とフル回転の新年です。

    学生にもよく言うように、いくつものプロジェクトと制作を走らせながら、すべてにおいて最高の落とし所を見つけ形にしていく、そんなタフさを今年は身につけたい、そんな後厄のぼくです。



    雪の青森に行ってきました。ACACでの滞在も思えばもう2年前か。
    今回は十和田市現代美術館で開催中の田中忠三郎が伝える精神 〜東北の民俗衣コレクションと現代美術〜の関連トーク企画「忠三郎と東北画」出演のため。
    ACAC滞在中に学生たちがリサーチで見つけてきた刺し子に裂き織りに忠三郎さんの存在。そこから生まれた共同制作「しきおり絵詞」を持っていき、ずっとお話ししたかった藤浩志さんと話せたことは今後の活動において重要な契機となりました。



    ここは忠三郎さん御用達の喫茶店。一番奥の席で文章書いたりしてたんだろうな。
    ぼくが絵を描くことの根拠を民俗学に求めるという一面はけっしてノスタルジーではなく、そこに本当の意味で今に使える民俗知が転がっているように見えるし、ちょっと織り直すだけで新たな価値観を紡げそうに思えるから。



    トーク時の限定展示では、マイケル・リンのテキスタイルパターンと「しきおり絵詞」が不思議なマッチングを見せていました。作品を小さくパッキングしてどこでも行って、どこにでも展示する旅芸人のような気分。

    藤さんはピースとしての作品を作るひとではなく、仕組みをいじくるひと。
    トークにおいては、「東北画は可能か?」に対してある種の編集作業をしてもらったような感覚でした。
    美術館ボランティアの方々、地元高校の先生などから多くの示唆をいただいた素晴らしい時間。
    青森にはもっともっと深く関わりたい。



    強行軍で山形に戻ると自身の新シリーズへの着手が始まる。
    4年生に院2は卒業、修了制作への追い込み、撮影に講評会。
    別れを思うと寂しくなるので、同じ場所で同じく追い込む同志としての空気感を共有してる。

    今週末にはドキュメンタリー番組作成のため張り付き取材が始まる。
    これを機に会いたいひと、行きたい場所へ向かうよ。
    まだまだ拡張が足りない。正念場の2015年です。
     
    | natsunosuke | 青森 | 22:46 | - | - | - | - |
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << July 2019 >>
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + RECOMMEND
    + SELECTED ENTRIES
    + CATEGORIES
    + ARCHIVES
    + twitter
    + MOBILE
    qrcode
    + LINKS
    + PROFILE