奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
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金沢→横浜→山形。
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    山形に戻って数日、未だ高ぶりが収まらない。
    これまでの多くが絵画をめぐる展覧会への出品だったが、今回はまったく違う。

    まるで工事現場のようにあちこちで響く設置作業音、多くの人々の動員により生まれる現場とそのアーカイブ、欲望を刺激する映像に音圧、指示書によるプロジェクション、コンセプチャルな方向性に、ISへのアプローチなどなど。
    そんな場所に、もはや絵画とも呼べないぼくの日本の絵が静かに佇む。

    プレイベントのDOMMUNE:七尾旅人さんによるライブが涙が出るほど素晴らしかった。
    数日前につくったという曲は、眼の前で曲作りという制作プロセスを共有したようで、あぁ絵描きと同じことしてるんだなと。

    孤独な絵画という不自由がつくりだすとんでもないイメージは信じつつも、もっともっとメディアを拡張してこそ作り上げることができるものがあるはずだし、そのイメージが脱工業化していく旅人さんの姿に重なって見えた。

    道の奥の廃校での新たなチャレンジのイメージにずっと興奮が続いている。



    そして祭りは始まった。
    北陸新幹線の開通により来館者が1,5倍になったという21世紀美術館の、ゴールデンウィークにお盆という超繁忙期をこの展覧会の会期は抱えている。

    カタログの執筆者もユニークで、総論が内田樹さん、キーワードに上げられた「関係性」を星野太さん、「日常」を北田暁大さん、「メディア」を津田大介さん、「ヴァナキュラー」を福住廉さんが執筆。
    美術に閉じない、開かれたテキストが作り手をあおります。

    http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20150425-OYTNT50097.html​



    今回はKIDO Pressで制作した初めての版画作品も展示されています。
    小さなエッチングにはこの絵に仕掛けられた謎のヒントが隠されています。

    ザ・コンテンポラリー1
    われらの時代:ポスト工業化社会の美術
    2015年4月25日(土) -8月30日(日)

    @金沢21世紀美術館
     



    海の幸に美味しい日本酒をかっくらった素晴らしい金沢での日々の後は、横浜へ移動。
    コレクション展に2007、2008年に制作した作品が飾られていて、それにあわせたトークイベント。
    こちらは後ほどアーカイブ映像が公開されるよう。

    イタリアの地下室で、なんの未来の保障もなく描いた2点を久しぶりに眺めていると懐かしさで涙がでそう。
    まさか東北に住むことになるとはね。

    横浜美術館コレクション展
    身体からかんがえる コレクションにみる身体表現 −現代美術を中心に
    2015年3月28日(土)〜5月31日(日)
    開館時間: AM 10:00〜PM 18:00
    @横浜美術館




    帰ってすぐ「東北画は可能か?」のアーカイブブックと東京都美術館での展覧会のミーティング。
    みんな忙しい中、しっかりと思考を深め、手を動かしている。

    ここ最近は、僕の方から「あぁしよう、こうしよう」と言うよりは、「先生ここが抜けてます、もっとこうしたいです」といった状況でほんと頼りになります。もはや学生主体のプロジェクトではありません。
    11月にはこの時代を撃つような展覧会を実現させます!

    「第4回都美セレクション グループ展」






     
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